外国船への体当たり、漁船で強制労働…中国海事活動の実態=米海軍報告書
中国政府は海洋に関する国際法規や規範を支持する発言を繰り返してきたが、複数年にわたり中国の海事活動を評価した末に発行された報告書により、中国の実際の行動がその美辞麗句とは裏腹であることが明らかとなった。
米国海軍分析センター「CNA」の研究者等は東南アジア、アフリカ大西洋岸、太平洋諸島周辺の水路において、2018年から2021年にかけて発生した中国船舶による違法行為の容疑事例を調査した。そのデータから、責任ある海事国を演じるための中国の美辞麗句は、実は「沿岸諸国への経済的・環境的損害、主権の侵害、市民に対する弊害」をもたらす行動の隠れ蓑に過ぎなかったと結論付けた。
「Exposing the Gap Between PRC Rhetoric and Illicit Maritime Activity(仮訳:中国の美辞麗句と違法海事活動の間のギャップ)」と題するCNA調査報告書には、「中国政府と国営報道機関は中国船舶による違法行為に絡む事件を公に否定または軽視する、あるいは批判を逸らすという手段で、違法活動により中国の評判に傷が付くのを積極的に回避することを狙っている」と記されている。
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