1000万円の当たりくじを捨ててしまった女性 その後…

失って初めてわかることってありますよね。自分の持っていたものを自分の手で捨ててしまうという状況もあるでしょう。 先日、宝くじに当選したバージニア州のある女性は、そんな波乱万丈の体験をしました。

バージニア州バッキンガム郡のメアリー・エリオットさんは、数字選択式宝くじ、バージニア・ロトの当せん番号である5つの数字が、彼女が買ったチケットとまったく同じであることを発見したとき、当選したと大喜びしました。しかしすぐにパニックに陥りました。というのも、自分が当選チケットを捨ててしまったことに気づいたのです!

5つの数字がすべて当たる確率は75万分の1ぐらいしかなく、賞金は11万ドル(約1000万円)でした。

エリオットさんはすぐさまゴミ、クズ、色々な残骸を掘り起こし、家の中を徹底的に探しました。そして幸運にも、彼女はそれを見つけたのです。チケットは少し擦り切れていて、コーヒーのシミがついていました。

彼女は大喜びで、すぐに店に駆けつけました。

しかし、チケットについたコーヒーのシミでバーコードが読めなくなり、スキャンができず、当選者であることを確認することができませんでした。

ところが、この話はハッピーエンドでした。

やむなくエリオットさんは、ヘンリコにあるバージニア・ロッタリー(バージニア宝くじ)のプライズ・ゾーン・ウェスト(カスタマーサービスセンター)にチケットを持って行き、そこでスタッフに、エリオットさんのチケットが5つの当選番号すべてと一致していることを確認してもらい、11万ドルの賞金を受け取ったのです。

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「当選を知ったときは、思わず震えてしまいました」
エリオットさんは、バージニア・ロッタリーの発表でこう述べています。

バージニア州の宝くじのウェブサイトでは、バージニア州宝くじは1987年に有権者の住民投票で設立されたと説明されています。宝くじは、バージニア州の幼稚園から高校までの公立学校のために、毎日200万ドル以上の収益を生み出し、2021年6月期までのチケット購入者は、累計で7億6500万ドル以上を公教育に寄付しています。

(翻訳・井田千景)

張青清