【時事ノイズカット】中共に大型ブーメラン 米下院で「枢軸法案」可決
先月27日、米下院が新たな法案を賛成394 反対3という圧倒的多数で可決しました。
「(米国の対ロシア制裁に対する)習近平の妨害と破壊行為を評価する法案」と名付けられたこの法案ですが、法案のタイトルに習近平氏の名前が明記されるのは前例のないことです。
元の英語タイトルは「Assessing Xi’s Interference and Subversion Actで、その頭文字から「AXIS act」とも呼ばれます。
日本語訳すれば、すなわち「枢軸法案」です。
「枢軸」と聞いて当然思い浮かぶのは、第二次世界大戦において英米などの連合国と敵対した「枢軸国」でしょう。
つまり、この法案のタイトルは「ロシアを支持すれば、かつての『枢軸国』と同じように、世界を敵に回すことになりかねないぞ」と習近平氏自身に警告しているようなものです。
日本では、このニュースを大手メディアが取り上げていてもいなくても、いずれにしても皆さんにとっては、今後の世界の動向を見定めるために、知っておくべき重要なポイントだと思いますので、最後まで是非ご視聴ください。
1) 新たな悪の枢軸法案
2) 「枢軸法案」の背景…中露の協力関係
①経済支援
②政治的支持
③金融支援
④メディア宣伝
⑤技術面での支援
⑥軍事支援
3) 中国がウクライナ肯定に一変? 今後の見通しはいかに
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