カナダ下院、臓器売買対策法案を審議
カナダ下院は13日、違法な臓器取引に対処する法案を第二読会で審議した。下院議員は法案に同意していると述べ、自由党は次の段階に進めるために来週投票するよう求めている。
法案を提出した保守党のガーネット・ジェネス議員は「私の祖父は、『ユリに金メッキをしない』とよく言っていた。つまり、美しいのであれば着飾る必要はない、ということだ。法案はすでに全会一致しており、最終的に法律になることを楽しみにしている」と述べた。
臓器売買対策法案(S-223)は、カナダ国民が外国に渡航し、ドナーの同意が得られないまま摘出された臓器で移植手術を受けることを刑事犯罪として処罰する。また、外国人が臓器売買に関連する活動に従事した場合、カナダへの入国を禁じる内容が盛り込まれている。法案は昨年上院で可決され、12月16日に下院で第一読会が行われていた。
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