スリランカの対外債務、初のデフォルト
スリランカは18日に支払い猶予期限を迎えた一部国債の利払を実施せず、同国史上初のデフォルト(債務不履行)となった。
同国中央銀行のウィーラシンハ総裁は19日、デフォルト状態に陥ったとの認識を表明した。債務再編完了までの支払い停止を発表し、インフレ率は今後数カ月で40%に加速する見通しを示した。
米格付け大手S&Pグローバル・レーティングは4月下旬、スリランカの外貨建て国債の信用格付けを「CC(デフォルトになる可能性が高い)」から「SD(部分的なデフォルト)」に引き下げていた。
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