経済利益で安全保障を犠牲にすべきでない=NATO事務総長
[ダボス(スイス) 24日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は24日、スイス・ダボスで開催中の世界経済フォーラム総会で講演し、西側諸国が経済利益を得るために安全保障を犠牲にしてはならないと訴えた。具体的には第5世代(5G)移動通信システムの中国技術の問題や、ロシア産ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」計画を挙げた。
ストルテンベルグ氏は「われわれの経済的な選択がわれわれの安全保障に影響を与えることを認識する必要がある」と指摘。「われわれの価値観を守ることは利益よりも重要だ」と強調した。
5Gについては「自分は中国との貿易に反対しているのではないが、5G網の支配は安全保障に極めて重大だ」と主張。「われわれの安全保障上、信頼できないサプライヤーに5G網を開放するのは、利害関係にかなっているとは言えない」とも語った。
関連記事
米以による「エピック・フューリー作戦」が4週目に入り、専門家はイラン政権が実質的な崩壊状態にあると分析。反撃能力を喪失し指導部も機能不全に陥る中、核施設やミサイル網の完全排除に向けた戦局の行方が注目される
トランプ政権がロシアとの関係改善を急ぐ真意とは。ウクライナ戦争終結の先にある、中ロ離間による「中国包囲網」の再構築と、米国第一主義に基づく新たな地政学戦略の実態に『Politico』の分析から迫る
英ケント州でB群髄膜炎菌が流行し、学生を中心に29例の感染と2人の死亡が確認された。英国保健安全保障庁(UKHSA)はワクチン接種と抗菌薬投与の対象を拡大し、封じ込めに向けた厳戒態勢を敷いている
ホルムズ海峡は2月28日の紛争開始以来、事実上封鎖されている。ホルムズ海峡を巡り、トランプ氏の要請を受けて日本を含む20カ国が再開支持を表明
スペインのエンジニアが、DJI製掃除ロボットに深刻なセキュリティ欠陥があることを偶然発見した。この欠陥を通じて、世界24カ国にある約7千世帯の家庭内の映像を閲覧できるだけでなく、会話まで傍受できるという