自分を卑下することは自信のなさの顕れ ポジティブな言葉を自分に言い聞かせてみて(2)

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自分に言い聞かせてみて 「私は優秀な人だ」と

自分の言葉を意識するようになってからは、「人に言わないことは、自分にも言わない」と心に決めています。同時に、謙遜を理由に自分を卑下する習慣を捨て、意識的に自分に対して「いい言葉」を使うようにしたのです。

朝起きて鏡を見ると、少し恥ずかしいけど「完璧だ」と自分に言い聞かせます。仕事で提案をしたけれど納得がいかないときは、うまくいかなかった自分を責めるのではなく、「大丈夫、あなたはいい仕事をしたんだから、次はもっとうまくいくよ」と言うのです。

驚いたことに、鏡を見て自分は完璧だと言い聞かせる習慣が身についてから、ある日突然、自分自身が本当に素敵に見えていることに気づきました。そこで、ある人に冗談で「今日のこれ似合うでしょ?」「今日いい感じでしょ?」と聞いてみました。相手は礼儀として、「似合うよ」「素敵だよ」と答えるのですが、私は相手の言葉を素直に「信じる」ことにしました。

やってみると、体内に潜んでいたポジティブなエネルギーがポップコーンのように爆発し、今まで自分にいい加減なことを言っていたことを反省したのです。現代社会に生きていると、いろいろな悪口を聞きますが、まさか自分でも自分を卑下するようなことを言うとは思いませんでした。自分の体の中にどれだけプラスのエネルギーが残っているのだろうかと思いますね。

 

内なる自信は、自然な美しさとして外に向かって放たれます。(Shutterstock)

 

昔、同期だったAさんは自分自身に「美人で聡明で常識的で魅力的」と、いつも胸を張って言っていたので、周囲も思わず納得してしまったそうです。

当時、客観的に見て、Aさんは本人や周囲が言うほど美人ではないと思っていた私は、「みんな本当にAさんを美人だと思っているのだろうか」と思い、初めてAさんに会った友人Bさんに尋ねたところ、こんな答えが返ってきたのです。

「Aさんは見た目はちょっと特殊だけど、本人は自分のことを美しいと思っているし、それが行動や話し方にも現れているので、周りからも本当に美しいと思われるのよ」

Aさんは自分が美しいと信じており、それを恥ずかしげもなく堂々と口にするので、周囲も納得しています。振り返ってみると、学生時代、あまり美人でない人が「美人だ」と褒められることがありました。その理由は、本当に自分が美しいと思っているからだと思います。

私の友人で、いつも顔がリンゴのように赤い子がいましたが、本人が「かわいい」と言うと、周囲から「ほっぺたが赤いかわいい子」と言われるようになりました。もし私が彼女の立場なら、劣等感を抱き、他人がこれを称賛してくれるとは思えず、下を向いて歩いてしまうでしょう。

このことからもわかるように、他人の意見は自分の認識に基づいており、自分が良いと思えば、相手も良いと思ってくれるのです。

さて、自分が良いと思わなければ、他の誰が良いと思ってくれるでしょうか。美しい、ハンサム、魅力的だと人から褒められたいなら、まず自分を認めて褒めることから始めてみませんか。自虐的な悪い癖はすぐに取り去りましょう。

私にとって一番大切な人は、他の誰かではなく、自分自身なのです。私にとって自分自身はとても重要なのに、なぜ自分で自分を苦しめなければならないのでしょうか?たとえ嘘でも、これからは鏡を見たときに、自分にこう言ってみてください。

「私は自分が思う以上に優れている。自分は優秀で、素晴らしい人間だ!」

(翻訳:香原咲)

沈熙正