要注意 髪を染める前に知っておきたい2つのポイント(1)

コメント

ヘアカラー経験者は多いですが、トラブルを抱えて皮膚科のクリニックや病院に通う人も少なくありません。アレルギーや抜け毛などの深刻なトラブルを防ぐために、健康的で安全なヘアカラーをするにはどうしたらよいのでしょうか?
 

ヘアカラーでよくある2つの悩み

染料アレルギー
ヘアカラーに悩む患者をよく診察するという蔡逸姍院長は自分で染めるにしても、美容院に行くにしても、比較的よく見られるのは染料にアレルギーを持つ患者さんだと言います。
フェニレンジアミン(PPD)は、現代の酸化染毛剤に最も多く含まれる成分で、黒、茶など色が濃くなるほどPPDの含有量が多くなります。

以前、蔡逸姍院長は染料にアレルギーを持つ女性患者を診察した際、髪をそっと抜くと、頭皮から組織液が流れ出し、頭皮全体が赤く腫れ小さな水泡ができたのが強く印象に残りました。これは染料に対する重度のアレルギーの反応でした。

その患者は白髪を隠すために髪を黒く染めていたのですが、その黒染めに含まれるPPDにアレルギーがあることが判明したのです。問題は、新しく生えてくるわずかな白髪に耐えられず、月に一度、白髪染めをしていたら、強いアレルギー反応が現れ、そのため毎月皮膚科に通い、薬をもらうことになってしまったことです。

蔡逸姍院長によると、この患者は最も深刻な時は、ステロイドや抗ヒスタミン剤の内服と頭皮の摩擦で反応を抑える必要があったほどだと言っています。

PPD以外にも、植物性染毛剤によく使われるヘナという植物もアレルギーの原因になることがあります。 その他、植物エキスやエッセンシャルオイルを含む染毛剤も、人によっては敏感になることがあります。
蔡逸姍院長によると、アレルギー体質なのに頻繁に髪を染めている人は、抜け毛も多く、アレルギー体質が悪化することもあるそうです。

 

染料にアレルギーがあり、カラーリング後に頭皮が赤くなったり、かゆくなったりする人は少なくありません。 (Shutterstock)

 

ブリーチによるやけど
また、ヘアカラーのダメージで多いのが、ブリーチによるやけどです。これは直接的に抜け毛の原因になります。明るい髪色の場合は、先にブリーチをしておくと、染料のノリがよくなります。脱色剤には過酸化水素が多く含まれており、誤って頭皮に触れると火傷の原因になることがあります。

この火傷は、若い人に多く見られます。蔡逸姍院長は、10代の患者が頭皮を明るい紫色に染めたため、ブリーチ剤で頭皮を火傷してしまったと言っています。 

また、あまり知られていませんが、髪を染めた後、同時に眉毛も染めようとして、顔にアレルギー反応が出たというトラブルもあります。この患者は、顔が敏感なため、眉毛の周りの皮膚が赤く腫れていましたが、頭皮のアレルギーはそれほどひどくありませんでした。

 

明るい髪色にしたい場合、まず髪を脱色する必要がありますが、その際、誤って脱色剤が頭皮に触れると火傷の恐れがあります。 (Shutterstock)

 

(翻訳:里見雨禾)

蘇冠米