「世界平和を守る」と言いながら、外交や軍事の面で国際社会を威嚇する中国共産党

中共は、自分たちこそが世界平和を推進する「正義の指導者」であると思い込んでいる。つい先日も、中共の国防相、魏鳳和氏がASEAN国防相会議において、“中共の軍事力の発展は世界の平和をより確実にする”として、中国は“地域の平和と安定の維持により大きく貢献していく”と発言した。中共は「平和」や「正義」といった普遍的な価値観を口にしているが、実際は政治的目的や戦略的目標を達成するために、これらの言葉を隠れ蓑にしたり、その概念を都合よく換えたりして使っているだけで、言行不一致であることが多い。

虚言は中共の支配の基本技だが、最近、嘘がますます誇張され、とんでもないことになっている。初めは「すでにバレているが、やはり嘘をつく」という状態だったのが、そこから「すでにバレているが、嘘こそが真実であると主張する」という状態となっている。中共の本当の狙いは、「バレているのは知っているが、信じようと信じまいと、党の言うことはすべて真実だと認めさせる」ことだ。

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