ポルトガル中部で12日、複数の森林火災が発生し、住民ら数百人が避難している。写真は7月12、ポルトガルのサンタレンで撮影(2022年 ロイター/Rodrigo Antunes)

ポルトガル・スペインで大規模森林火災、熱波で新たなリスクも

[オウレーン(ポルトガル) 12日 ロイター] – ポルトガル中部で12日、複数の森林火災が発生し、住民ら数百人が避難している。

同地域は気温が摂氏40度を超える熱波に見舞われており、リスボン北方のオウレーンで先週発生した大規模火災が強風にあおられて再拡大した。

市民保護局によると、複数の村から300人が避難。近隣のレイリア県では複数の家屋が全焼、3つの幹線道路が閉鎖された。

隣国スペインでも、西部エストレマドゥラ州ラスウルデスで発生した火災で少なくとも1500ヘクタールが焼失、約400人が避難している。自治体が12日明らかにした。

当局は、中部カスティージャ・イ・レオン州で森林火災が発生するリスクが高いとしている。

北西部オウレンセ県でも摂氏42度の気温が予想され、最大レベルの警戒が敷かれている。

関連記事
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
中共のスパイ活動に対する懸念が高まる中、英国政府は4月29日に、2025年4月までに、注意を要する敏感地域から、中国製監視システムを撤去する方針を発表した。
ロイター通信によると、中国の主要な銀行がロシアとの金融取引を停止し、中国の一部企業は国境地帯の小さな銀行や通貨ブローカーなど非公式な資金調達ルートに頼るようになり、禁じられている仮想通貨の使用に手を染めるケースも出てきている。また、ロシア市場から完全に手を引いた企業もあるようだ。