2012年10月25日、第18回中国共産党大会を前に、北京の拘置所がメディアに特別公開された。(Ed Jones/AFP/Getty Images)

漏えいした上海市公安局データベースに法輪功迫害の記録 テキスト送信で逮捕

6月下旬に漏えいが発覚した10億人もの中国国民の個人情報のなかに、法輪功迫害政策の記録が残っていた。中国共産党が市民の通報や監視を利用して迫害を実施していることが、公的な記録からも明らかになった。

ロイター通信などは上海市公安局のデータベースから個人情報が流出し、ハッカーが闇サイトで販売していると報じた。10億の中国国民の身分証明書番号、電話番号、犯罪事案などが含まれており、過去最大規模の個人データ盗難事件とみられている。

漏えいした公安の記録によれば、警察は2012年9月「X教団の内容を含む反体制的なテキストメッセージを携帯で受け取った」との通報を受けて、法輪功学習者の柏根娣氏を逮捕した。「X教団を利用して法の執行を妨害した」事案と説明されている。

▶ 続きを読む
関連記事
江沢民派のフィクサー、曽慶紅。豪邸購入や国有資産横領にまみれた一族の腐敗から、南アフリカでの暗殺未遂、臓器収奪への関与まで、その権力掌握の足跡と法輪功迫害に加担した「血債派」の闇の真相に迫る
新刊『受注殺人』は、中国共産党による産業規模の臓器収奪の実態を暴く衝撃の一冊だ。20年にわたる調査に基づき、法輪功やウイグル人への迫害と西側の加担を告発。人類の良心に問いかける、必読の記録である
米上院の2人の議員は、中国で国家が関与しているとされる強制臓器摘出という犯罪を抑止し、弱い立場に置かれた人々を保護することを目的とした超党派法案を提出した
今年で中国共産党(中共)が法輪功を迫害してから27年になる。明慧網の不完全な統計によれば、これまでに中共の迫害によって死亡を確認した法輪功学習者は、少なくとも5322人にのぼる。中共による情報封鎖のため、この数字は氷山の一角に過ぎない
2月、英ロンドンに位置する大英博物館前で、法輪功学習者を狙った暴力事件が起きていた。ロンドン警察は事件を重く受け止め、刑事事件として正式に捜査を開始。中共による越境迫害の一環だと指摘