104年間、一つの家を愛したイギリス人女性のお話

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イギリスのノッティンガムシャー州に住む104歳の女性は、自分が生まれた家でずっと暮らしており、もう104年になります。 彼女にとって、そこは思い出の詰まった場所であり、ずっと愛してきた場所です。

英国のデジタル出版社LADbibleのサイトによると、エルシー・オールコックさんは、1918年6月28日、当時、イギリス国王ジョージ5世が統治していたハスウェイトにある自宅で生まれました。

その後、オールコックさんは、第二次世界大戦の勃発、アメリカの宇宙飛行士の月面着陸、旧ソ連の崩壊、インターネットの導入など、人類史に残る数々の大事件を目撃することになります。
 
世の中の様相が変わっても、オールコックさんはずっとこの家に住み続け、結婚しても他の場所に移ることはありませんでした。 

オールコック家には5人の子供がいて、彼女は末っ子でした。 両親は1902年からこの家を借りて住み始めました。

母は、彼女が14歳の時に肺炎で亡くなっています。 その後、1949年に父が亡くなるまで、ずっと父のそばで面倒を見ていました。
オールコックさんは、1941年に夫と結婚しても尚、この家を出て行かずに住んでいたと言います。 1960年代に入ってから、ようやくこの家を持ち家として購入したそうです。

(オールコックさんの写真はこちら)

当時、この家は250ポンドで売られていて、それほどお金がない彼女は、ローンでこの家を買いました。この家の価値は今のお金に換算すると約7万5千ポンド(約1235万円)です。

彼女は家のことをよく知っているので、夜、暗い中でも簡単に家の中を行き来できまます。

75歳になるオールコックさんの息子は、母親がこの家を気に入っていたのは思い出がいっぱい詰まっているからであり、決して他の場所には移ろうとしなかったと言っています。

「母は他の場所には住みたくなかったんだと思います。この家は、母の人生において不変のものであり、母にとってすべてだったのだと思います」

(翻訳者・李明月)