欧州で山火事収まらず、記録的熱波続く ライン川の水位も低下
[オスタン(フランス) 11日 ロイター] – 記録的な熱波に見舞われている欧州で、11日はフランス、スペイン、ポルトガルなどで山火事が猛威を振るったほか、ドイツを流れるライン川の水位が低下し、物流が阻害されるなどの影響が出た。
フランス南西部のワインの産地として知られるボルドー近郊では巨大な山火事が発生から3日経過。ボルドーがあるジロンド県では1000人を超える消防士が消火活動にあたっているが、これまでに6800ヘクタールの森林と住宅地が消失し、数千人の住民が避難を余儀なくされた。
消防士の一人は今回の山火事を「モンスターのようだ」と形容。ジロンド県の気温は11日に40度に達し、13日まで猛暑が続くと予想されており、消防は気候条件と極度の乾燥で山火事が勢いを増す恐れがあるとして警戒を呼びかけている。
関連記事
EUは、凍結されたロシア中央銀行資産から生じた収益14億ユーロをウクライナ支援に充てる。大半は融資返済支援に、残りは軍事支援に活用される。フォンデアライエン欧州委員長はロシアによる攻撃を非難した
EUはカリブ海の5か国に対し、「投資による国籍取得制度」を段階的に廃止するよう求めた。応じなければ、各国の国民がシェンゲン圏へのビザなし渡航資格を失う可能性がある
ドイツ警察によると、身元不明の爆発装置を搭載したドローンが4日夜から5日未明にかけてライプツィヒ/ハレ空港に混乱をもたらし、便の運航が一時停止、一部機体が目的地変更を余儀なくされた。当局はすでにテロ対策捜査を開始している。
中国資本の欧州進出に警戒広がる。ベルギー政府、重要航空インフラを担うヘリ運航会社NHVの買収を安全保障上の懸念から阻止。
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し