米国務長官がキーウ訪問、中東欧諸国含む支援表明
[キーウ(キエフ)/ジェシュフ(ポーランド) 8日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ウクライナのほかロシアの脅威にさらされる中東欧諸国18カ国に対する22億ドルの支援を実施すると表明した。バイデン政権はこのうち約10億ドルをウクライナに振り向け、ウクライナ軍の南部と東部での攻勢を後押ししたい考え。
ブリンケン氏のキーウ訪問は2月のロシアによる侵攻開始以来2回目。ウクライナ軍が東部にあるウクライナ第2の都市ハリコフ周辺の地域をロシア軍から奪還するなど、反転攻勢を強める中での訪問となった。
ブリンケン氏はキーウの大統領府でゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナ軍の反転攻勢は効果を示しているとし、「極めて重要な時期」に今回ウクライナを訪問したと述べた。
関連記事
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナが提案した長距離攻撃の停止案を拒否し、軍事作戦の継続を強調。無人機攻撃による燃料不足に言及しつつも統制下にあるとした。戦闘は長期化の様相を強めている
ウクライナ軍はロシア国内の天然ガス処理工場や衛星通信施設を夜間攻撃。補給線と軍事基盤への打撃で圧力を強める一方、ベラルーシ参戦への懸念も高まっている
英情報機関GCHQは、ロシアのウクライナ侵攻以降の戦死者数が50万人に迫ると分析。前線では後退の兆候も見られ、損耗が補充を上回る可能性を指摘
ウクライナ戦争で無人機が戦局を一変。低コストで高精度の攻撃・迎撃を可能にし、秘密工場での大量生産が加速。戦争は「情報技術戦」へと進化している
ロシアとウクライナは、5月9日から11日までの間にそれぞれ1千人の捕虜を解放し、停戦を遵守することに合意した