英インペリアル・カレッジ、中国防衛企業との共同研究施設を閉鎖へ=報道
英紙ガーディアン11日付によると、同国の理工系大学インペリアル・カレッジは中国の防衛関連企業がスポンサーとなっている2つの共同研究施設を閉鎖する方針だ。
施設の1つ、中国航空工業構造設計製造センター(AVIC Centre for Structural Design and Manufacture)は、同大学に中国の民用及び軍用航空大手企業との長期にわたるパートナーシップによって作られた。同社は最先端の航空宇宙材料の研究に600万ポンド(約9億9945万円)を支援している。
もう1つは、同大学が中航百慕新材料技術工程股份有限公司(Biam)と共同運営する施設である。Biamは、高性能バッテリー、ジェットエンジン部品、耐衝撃性航空機フロントガラスなどの研究に資金450万ポンド(約7億5050万円)を提供している。
関連記事
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手した「パンドラ文書」は、中国当局が中国企業などを利用して、オフショア企業を介して、他国の軍事技術企業を密かに買収していると明らかにした。
ドイツの老舗エンジンメーカーのMTUフリードリヒスハーフェン社は、2020年までに中国の防空ミサイル駆逐艦などにディーゼルエンジンを供給していたことがわかった。
[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランドは8日公表した5年に一度の国防報告書で、インド太平洋地域での中国の積極的な利益追求により安全保障上の脅威が高まっていると警告した。 米中間などの戦略的競争の激化も周辺地域での衝突のリスクを高めると分析した。 「戦略的競争がますます国家間関係の背景要因となっている」とし、中国の台頭がこうした競争の主要因だと指摘。 あからさまな衝突に至らずとも、
米AP通信によると、中国政府はこのほど、ロシアと友好関係にあるセルビアに防空システムをひそかに提供した。ロシア […]