習近平　カザフスタン訪問の意味【世界の十字路】

中国共産党のメディアは9月12日、習近平氏が14日から16日までカザフスタンとウズベキスタンを公式訪問し、上海協力機構首脳会議に出席することを伝えました。なぜ習氏は、3年ぶりの訪問先として最初にカザフスタンを選んだのでしょうか。この背後には、実は非常に緻密な政治的配慮があると思います。

習氏にとって、カザフスタンは「一帯一路」の要所です。今回の党大会前にカザフスタンを訪問するのは、自国の対外政策が海外で一定の成果や勝利を収めていることを宣伝し、再任のために先手を打とうとしているのでしょう。

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