日本近海での空母合同演習に参加する(手前から)米国空母ロナルド・レーガン、英国空母クイーン・エリザベス、日本の護衛艦いせ、米国空母カール・ヴィンソン(海上自衛隊)

米空母が23日に韓国の釜山に入港、2018年以来 合同演習へ

[ソウル 19日 ロイター] – 米韓両国は19日、米空母が今週、約4年ぶりに釜山に入港し、韓国軍と合同軍事演習を行うと発表した。

韓国海軍の声明によると、原子力空母「ロナルド・レーガン」が23日に釜山の海軍基地に到着する。

声明は「合同演習を通じて、両国の海軍は軍事的な準備態勢を強化し、朝鮮半島の平和と安定に向けた韓米同盟の断固とした決意を示す計画だ」としている。

北朝鮮はこれまでの米軍配備や合同演習について、戦争の予行演習であり米韓の敵視政策の証拠だと非難してきた。

米空母が韓国に入港するのは2018年以来。米韓は同年、北朝鮮問題を巡る外交努力を進める中、合同演習の多くを縮小した。

さらに新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)もあり演習は今年まで縮小されていたが、韓国の尹錫悦大統領は北朝鮮への警告として合同演習を再開している。

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