9月27日、ブティジェッジ米運輸長官(写真)は、国際民間航空機関(ICAO)の総会で、台湾の参加を認めるよう訴えた。中国側は強く反発している。写真はワシントンで7月撮影(2022年 ロイター/Sarah Silbiger )

ブティジェッジ米運輸長官、台湾の国際民間航空機関への参加支持

[モントリオール/ワシントン 27日 ロイター] – ブティジェッジ米運輸長官は27日、国際民間航空機関(ICAO)の総会で、台湾の参加を認めるよう訴えた。中国側は強く反発している。

ICAOは国連専門機関で、総会は3年に1度開かれる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降では初の開催となる。

長官は「国際民間航空の利害関係者、特に重要な空域を管理する台湾などは、ICAOに有意義に参加する機会を持つべきだ」と述べた。

ICAOの中国代表者は「発言は1つの中国と1つの台湾という2つの中国を作ることを意図したもので、国連憲章に違反する」とした。

台湾交通部(交通省)の王国材部長は今月、外交誌ディプロマットへの寄稿文で、台湾のICAO参加を支持するよう世界に呼びかけた。

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