社会主義的なグリーン・ニューディール…代替案必要 米共和党員が議論
「もし共和党が議会の両院を占めれば、バイデンの気候変動政策には狂いが生じるだろう」「民主党の話はグリーンエネルギー、ネットゼロ(脱炭素)、気候ばかり。選挙結果に反映する」。米ニューヨークの首都圏共和党クラブ(Met Club)がマンハッタンで開いた討論会では、民主党の気候変動政策を批判しつつ、代替案について議論された。
米民主党政権は脱炭素政策に積極的で、石油やガスといった伝統的なエネルギー事業を冷遇的だ。選挙を控えたバイデン大統領は10月末の記者会見でも、米大手石油会社は大幅増収を達成したにもかかわらずガソリン価格を下げるための取り組みをしていないと批判し、石油会社に対する増税策さえ示唆した。
ロシアによるウクライナ戦争の影響でエネルギー価格が高騰し、物価高の一因となった。米国民の世論にとってエネルギー政策の関心は高い。
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