夜眠れないときはハーブティーを 良い効能がある6つの楽しみ方
適度な運動や健康的な食事など、睡眠を助ける方法はたくさんありますが、ハーブティーを飲むことも一つの方法です。ハーブティーには、単一の植物を使用したものと、さまざまなハーブや花を使用したものの2種類があります。 この記事では様々な種類のハーブティーをご紹介しますので、眠れなくて困っている方はぜひ参考にしてみてください。
カモミールは花の香りが淡いのが特徴で、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類に分けられます。抗酸化作用や鎮静作用があることが知られており、その薬効は世界中の古代の医学書にも記されているほどです。
カモミールエキスは、睡眠に有益な効果をもたらすことが確認されています。 就寝時のお茶として飲む場合は、カモミールの花を乾燥させた市販のハーブティーを選ぶとよいでしょう。
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「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップと鹿の子草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備してあるハーブティーが登場します。古くから伝わる薬草の文化が現代の生活にも活きているのです。薬草の権威、M.Pahlow氏のレシピーを参考にドイツのハーブティーをご紹介しましょう。今回はメリッサ、和名は「西洋はっか」です。メリッサの原産地は地中海東部で、野原に自生する多年草です。30~70cm位に育ち、たくましく分枝します
今回はカモミールジャーマン、一般的には単にカモミールと呼ばれることが多く、和名はカミツレです。カモミールジャーマン(以下カモミール)は20cm~50cm位に成長し、二又ないし三又に分かれた細い葉をつけ、5月から6月にかけて、黄色の花心と白い花弁を持つ2、3cmの花をつけるキク科の1年草です。野原、畑、休耕地、道端など、土壌の質を選ばず、どこにでも自生し、たくましく繁殖します。農作物の水や栄養を奪ってしまうので、お百姓にとっては厄介な雑草ということになります。ヨーロッパ各地、西アジア一帯に広く分
ハーブはネトル、和名は西洋イラクサです。ネトルはイラクサ科の一年草で北半球を中心にして世界中に自生します。野原、道端、庭の回りなど、どこにでも群生して生命力の強い雑草として、やっかい者のイメージが強い植物です。葉は、しその葉によく似ていますが香りはありません。1m位に成長し、葉の裏には毒を持った毛状の刺があり、それに触れると飛び上がるほどの痛みや刺激を感じます。5、6月頃に小さな花穂を付けますが、その時期に全草を採取して乾燥させ、小さく切ってハーブとして用います。
ペパーミントのハーブティーは胃腸の障害に優れた効果を発揮することが実証されています。特に吐き気、嘔吐を伴う胃の不調には即効性があります。また、胃腸内ガス、痙攣(けいれん)、臭いの強い便などを伴う胃腸障害にも有効です。胃の不調には、さまざまな原因が考えられますが、胆嚢の不調が原因しているケースも多いのです。ペパーミントは胆嚢の機能を高め、胆汁の分泌を促し、流れを良くして、胃の不調を改善します。ただし、乳児や幼児はメントールに過敏に反応しますので、与えないでください。
バレリアンは鎮静作用があり、イライラと落ち着かない症状、神経性の不眠、神経性の動悸などに効果があります。独特の臭いがあるので、味や香りを楽しむというより、飲んだ後の爽快なリラックス感を楽しむハーブといえるでしょう。鎮静作用はありますが、眠くなるというわけではないので、車の運転前に飲んでも差し支えありません。むしろ、車の運転試験など極度に緊張しない方がうまく行きそうなときには、30分ほど前にバレリアンのお茶を飲むといいでしょう。また、現代人に多い神経性の不眠には、バレリアンのリラックス効果によっ