「音楽」で子どもの野菜嫌いを克服!?科学者が教える方法とは

あなたの子どもは野菜嫌いですか?

この偏食の習慣は、栄養のバランスを崩すことにつながります。 そこで、ある簡単な仕掛けが、子どもたちにもっと野菜を食べるよう促すという研究結果が発表されました。

最近、『食の品質と嗜好』(フードクオリティー・アンド・プレフェレンス)誌に掲載された、ある研究報告書には、食事中に特定の音楽を流すだけで、野菜の甘みが増し、その結果、子どもが野菜をたくさん食べるようになることが報告されています。

この研究では、ポルトガルのリスボン大学研究所の研究者が106人の被験者にさまざまな種類の音楽を聴かせながら、さまざまな食品を試食し、評価をしてもらいました。

試食してもらったのは、ニンジン、キュウリ、2種類のビスケットなどでした。また、音楽は、データベースの中から過去に「甘い音楽」と評価されたものを選んで聴かせました。

その結果、被験者は「甘い」音楽を聴いた場合、他の音楽を聴いた場合と比較して、食べ物の甘さが5%向上したと感じることが分かりました。

この研究報告書の主要著者であるデイビッド・ゲデス氏は、音楽を流すことは、実際に甘味を加えられないが、甘みが増したと錯覚させることはできると述べました。

なぜ人々は音楽と味覚を関連付けるのでしょうか。これは食生活が多くのことを感じるからだとガデス氏は言います。人々が考える風味は、実は味覚、嗅覚、そしてすべての感覚の結合です。

アイスクリームやチョコレート、酒類などについては同様の研究が行われていますが、野菜に対する「音の調味料」の研究は今回が初めてだとリスボン大学の研究チームは考えています。

研究チームは、全体として、音楽は人々が低糖質食品を受け入れる程度によって、砂糖の摂取を減らすことができると研究報告書で明らかにしました。

どんな音楽に「音の調味料」効果があるのでしょうか?

オックスフォード大学の実験心理学者であるチャールズ・スペンス氏によると、食べ物をより甘く感じさせるためには、チリンチリンと高音調の音楽を流す必要があるそうです。

そのため、カリフラワーやブロッコリー、ケールが嫌いなお子さんは、イギリスの音楽家、マイク・オールドフィールドのアルバム『チューブラー・ベルズ』を聴きながら食べるといいかもしれません。