講演するロジャー・キャンフィールド博士(ロジャー・キャンフィールド博士提供)

中共の邪悪な本質、江沢民の死後も変わることはない=米作家

江沢民の死。それに伴う世論の高まりは、今後の中国共産党政権にどのような影響を与えるだろうか。共産主義に詳しい米国の作家ロジャー・キャンフィールド(Roger Canfield)博士は、中国共産党は悪魔のような存在であり、その本質は永遠に変わることはないと話す。

エポックタイムズの取材に応じたキャンフィールド氏は、天安門事件における虐殺や法輪功学習者への迫害に言及。「共産主義は、時にその装いや声色を変え、魅力的に見せようとするかもしれない。しかし、その本質は悪であり、依然として『悪魔』であることに変わりはない」と強調した。

過去20年間、欧米諸国から中国に大量の資金が流れ、人々は経済発展によって中国の政治体制が転換することを期待してきた。キャンフィールド氏は「キッシンジャーと親中派の幻想は実現しなかった」と指摘した。「却って米国人が権威主義的になりつつある」とし、中国の政治体制の改変を狙った試みは完全に失敗だったと述べた。

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