スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが19日、スイスのダボスで国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長と面会する。写真は1月14日、ドイツのカイエンベルクで撮影(2023年 ロイター/Christian Mang)

グレタさん、IEA事務局長と面会へ ダボス会議主催者明かす

[ダボス(スイス) 18日 ロイター] – スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが19日、スイスのダボスで国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長と面会する。当地で開催している世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の主催者がロイターに明らかにした。

IEAのコメントは得られていない。

グレタさんは17日、ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州のリュッツェラート村近郊で行われていた炭鉱開発を巡る抗議活動中、警察に身柄を拘束された。後に釈放されたグレタさんはツイッターに、「昨日、ドイツで炭鉱拡張反対の平和裏なデモに参加していたところ、他の参加者とともに警察に包囲・拘束され、夜に解放された。気候を守ることは犯罪ではない」と投稿した。

ダボスに滞在中のゴア元米副大統領はグレタさんのドイツでの活動に賛意を示し、気候変動の危機は世界の対策を上回るペースで悪化していると指摘した。

関連記事
スペイン国家警察は24日、トレド県で偽2ユーロ硬貨製造工場を摘発したと発表した。この工場は主に中国人グループが運営しており、スペイン国内で約10万枚、欧州全体で約40万枚の偽硬貨を流通させていた。過去10年間に欧州最大規模の通貨偽造の犯罪だという。
米英豪3カ国による安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」が、日本以外の国々とも協力を拡大する方針であることが分かった。米国務省のボニー・ジェンキンス軍備管理・国際安全保障担当次官が24日、ワシントンで記者団に明らかにした。
ドイツの情報機関「連邦憲法擁護庁(BfV)」は4月24日、中国共産党による産業スパイに警戒し、甘く見たり過度に依存したりしないよう企業に警告した。ドイツ政府は企業に対し、中国に対するリスクの露出を減らすよう呼びかけているが、評論家らは多くの企業が長期的な戦略よりも短期的な利益を優先していると指摘している。
アメリカのマイク・ジョンソン下院議長が中国共産党首魁の習近平、ロシアのプーチン大統領、そしてイランを「悪の枢軸」と呼んだことに対し、在米中国共産党大使館の報道官はメディアの取材で不満を示した。
[ベルリン 18日 ロイター] – ドイツ当局は18日、米軍施設などへの破壊工作を計画した疑いでド […]