「臓器強制収奪」か？　胡鑫宇事件の疑問点【世界の十字路】

今、中国で一番ホットな事件は、おそらく胡鑫宇(こ　きんう）さんの事件でしょう。15歳の胡鑫宇さんは去年10月に学校で突然行方不明になってから、ずっと行方がわからないままでした。そのため、当時、「先生に殺された」という噂もあれば、「強制臓器収奪の対象となった」など、諸説入（い）り乱れていました。

最も奇妙なのは、監視カメラが至る所に設置されている中国で胡鑫宇さんの姿が捕えられなかったということです。

また、当局と民間が大規模な捜索をおこなっても、彼は見つかりませんでした。

しかし、1月28日、中国共産党（中共）当局は胡鑫宇さんの遺体を発見したと発表しました。

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