米商務省は10日、中国企業6社を貿易ブラックリストに追加したと発表した。写真は4日撃墜された中国の偵察気球。4日撮影(2023年 ロイター/Randall Hill)

米、中国6団体を貿易ブラックリストに追加 偵察気球関与で

[ワシントン 10日 ロイター] – 米商務省は10日、中国の6団体を貿易ブラックリストに追加したと発表した。米本土上空を飛行し、4日に撃墜された中国の偵察気球など、中国の航空宇宙プログラムに関与したことが理由と説明した。

商務省は「中国の軍事の近代化、特に飛行船や気球を含む中国人民解放軍の航空宇宙計画」を支援したとして、企業5社と1研究機関を貿易ブラックリストに追加したと明らかにした。

貿易ブラックリストに加えられると、米国の技術輸出を受けることが難しくなる。

この件に関して、在米中国大使館からコメントは得られていない。

関連記事
H3失敗とサイバー攻撃 3月7日、日本の次世代大型ロケットH3の打ち上げは失敗した。2月17日に打ち上げが計画 […]
米上院の超党派議員は15日、中国のスパイ気球が米国を横断したことを受けて、全国で高高度気球の追跡を強化する法案 […]
米上院は15日、中国共産党が米国の上空で偵察気球を飛行したことを非難する2つの決議案を全会一致で可決した。 ひ […]
防衛省は14日、少なくとも3年前から複数回に渡り日本の領空内で確認された気球型の飛行物体について、中国の偵察用 […]
[ワシントン 12日 ロイター] – 米国防総省は、米国とカナダの国境にあるヒューロン湖上空で12 […]