2023年2月2日、マニラでフィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領(左)がロイド・オースティン米国国防長官を歓迎 (Photo by Jamilah Sta Rosa-Pool/Getty Images)

「重大な進展」 フィリピンと米国が軍事的関係を強化

フィリピンは、米国軍が東南アジアのフィリピンでの活動範囲を広げることを認める予定だ。これは、台湾をめぐる対立を含め、中国に対抗するために、インド太平洋における軍事同盟の弧を強化する最新の動きである。

米国軍がさらにフィリピン国内の4つの軍事キャンプにアクセスできるようになるこの協定は、ロイド・オースティン米国国防長官が2023年2月上旬にフィリピンを訪問した際に発表された。

 オースティン長官は、中国が軍事力を増強し、自治領台湾や南シナ海での領有権主張を強める中で、地域の安全保障パートナーシップを強化し、インド太平洋における米軍と同盟軍の武装と配置を更新する取り組みを主導してきた。

▶ 続きを読む
関連記事
ソロモン諸島の議会で7日、ジェレマイア・マネレ首相に対する不信任決議案が採決され可決された。2019年の親中転換以降、継承されてきた親中外交は、国内の政治不信とガバナンスへの批判を背景に、事実上の終止符を打たれた形となった
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ
クリーンエネルギーや電気自動車に欠かせない「重要鉱物」。アジア開発銀行(ADB)は、アジア地域が採掘だけでなく加工・製造業へと発展し、新たな雇用や経済成長を生み出すための新しい支援枠組みを設立した
第59回アジア開発銀行(ADB)年次総会で片山財務大臣が演説をおこなった。ADBへの「5つの期待」を軸に、強靱なアジアを築くための具体的な支援策や日本の貢献を語った
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説