いかに優秀な兵器を運用しても、情報戦に敗れれば部隊は壊滅的な打撃を受ける(大紀元)

【寄稿】暗号解読の威力【現代情報戦争の概略】

2 暗号解読の威力

冒頭で、第一次世界大戦に触れた。いうまでもなく第一次世界大戦は、飛行機、戦車、潜水艦、機関銃、塹壕、大量破壊兵器(毒ガス)など正規戦用の近代兵器の見本市のような戦争だった。

だが同時に、近代的な情報戦争の形態が出現したのもまた第一次世界大戦なのである。これについては拙著「エシュロンと情報戦争」(文春新書2002年)で詳述したが、この技術が第二次世界大戦でさらに発展して、今日に至っている。その近代的な情報戦争の技術の中心は通信傍受と暗号解読である。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ政権が引き起こす2026年の世界激変を、歴史学者V・D・ハンソンが鋭く分析。イランや中南米での独裁打破と、ロシア・中国への新戦略が、米国を大戦後最大の黄金時代へと導く可能性を説く衝撃の論考
イランによるホルムズ海峡封鎖に対し、米国がいかに主導権を奪還すべきかを論じる
北朝鮮が狙う「対衛星兵器」は単なる技術誇示ではない。国内を弾圧し国外を脅かす独裁体制の本質が、宇宙へと拡張された「新たな戦場」の序曲である
米情報機関の報告で、中共は2027年台湾武力侵攻の計画を持たないことが明らかとなった。習近平は党内粛清、米軍圧力、経済危機など五つの凶兆に直面し、天罰のごとく身動き取れず。台湾海峡は世界経済の要衝である
3月19日、米軍F-35Aがイラン領空でミサイル被弾も中東基地に緊急着陸。ステルス機の赤外線探知脆弱性が露呈。イラン国産ミサイル「ホルダード15」が光電センサーで捕捉か。制空権掌握下での反撃と生還理由を解説