韓国国防省は7日、日本との安全保障協力を強化すると表明した。資料写真、2019年7月、東京で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

韓国、日本との安保協力強化へ 元徴用工問題解決策発表受け

[ソウル 7日 ロイター] – 韓国国防省は7日、日本との安全保障協力を強化すると表明した。韓国が6日、韓日間で長らく懸案となっている元徴用工問題の解決策を発表したことを受けた。

国防省報道官は会見で、同省が韓日および韓米の協力強化も模索すると語った。

ただ、2018年に起きた韓国軍駆逐艦による自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題は元徴用工解決策とは無関係だとし、韓国のスタンスは変わらないと述べた。

日本の浜田靖一防衛相は7日、「北朝鮮の核・ミサイルを巡る状況を含め、日韓両国を取り巻く安全保障環境が厳しさと複雑さを増す中で、日韓、日米韓の連携はますます重要となっている」と発言。日韓防衛当局間には様々な課題があるものの、「防衛省・自衛隊としては、北朝鮮の対応をはじめ、インド太平洋地域の平和と安定のため、韓国側と緊密に意思疎通を図っていく」と述べた。

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