米海軍が発表した、中国偵察気球を回収する様子を捉えた写真、2月5日撮影(U.S Navy)

米上院議員、気球追跡の義務付け法案発表 中国のスパイ気球受けて

米上院の超党派議員は15日、中国のスパイ気球が米国を横断したことを受けて、全国で高高度気球の追跡を強化する法案を発表した。

法案はテッド・バッド議員とマーク・ケリー議員が提出した。米軍が潜在的な脅威を区別するために、海抜1万フィートで活動するすべての高高度気球に、気球の高度、識別情報、位置を送信する追跡システムを搭載することを連邦航空局に義務付ける。

また、連邦航空局が国際民間航空機関(ICAO)と協力して、世界の各地で打ち上げられる高高度気球に同等の基準を策定することを求める。

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