蔡英文と馬英九の各々の米中訪問に隠された大きな盤面とは？ 現在中共が陥った5つの罠とは？【世界の十字路】

我々がこの番組を収録している時点では、ちょうど、蔡英文総統がトランジット外交を行なうためにニューヨークに到着し、米国のシンクタンクや議員と会談を行う予定になっています。時を同じくして、馬英九前総統もまた、中国で「人質外交」、いいえ、失礼、間違えました、「祖先を祀る外交」を展開しています。 つまり、台湾の前（ぜん）総統と現在の総統が、絶妙のタイミングで、地球の両側において対決を繰り広げたのです。もちろん、このような滅多に見られない総統級の対決は、偶然でもなんでもなく、裏ではいくつもの勢力が絡み合った緻密な外交戦が繰り広げられています。

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