4つのコツ(2)

アーモンドを食べると減量効果や糖尿病・心臓病予防につながる(2)

【再掲載】

(続き)

健康効果2:
アーモンドに含まれる脂肪酸は心臓病を予防する

栄養フロンティア研究(The Frontiers in Nutrition study)によると、アーモンドは総コレステロールを下げることもできるのです。アーモンドに含まれる脂肪酸はコレステロールレベルを低下させたり、心臓に有益になることがあります。

また、アーモンドにはビタミンE、不飽和脂肪酸、食物繊維など多くの栄養素が含まれており、これらの栄養素のすべての共通作用は心臓病にかかるリスクを下げることができます。

アーモンドを食べる4つのコツ

アーモンドを食べるために考えられるいくつかのコツを以下に示します。

1.毎日どれだけアーモンドを食べるべきか

『フリーラジカル研究』(Free Radical Research)に発表された研究によると、毎日50グラムのアーモンドを食べ、1カ月続けると血液中の抗酸化剤レベルが著しく上昇し、血管機能が改善されるといいます。血液の流れを改善し、血圧を下げ、心臓病にかかるリスクを下げることができるといいます。

ほとんどの人にとって、アーモンドは1日40グラムで十分です。アーモンドは生で食べることができます。また、アーモンドミルクを含むアーモンド製品は多種多様あります。

2.浸したアーモンドには栄養がある

あるインスタグラム動画では、著名な栄養学者で臨床栄養士のプカ・マヒア(Pooja Machija)氏が、アーモンドは浸漬され、皮をむいた後に最も栄養がある理由を示しています。
彼女は4つの要因を説明しました

1.アーモンドの外皮は硬いので、消化しにくい。

2.アーモンドの外皮に含まれるタンニン酸は栄養吸収を抑制する。

3.浸したアーモンドの方が噛みやすい。

4.浸漬はフィチン酸(phytic acid)の吸収を減少させ、同時にカルシウム、亜鉛、マンガンの吸収を増加させることができる。

アーモンドは多くの食べ物と組み合わせることができます。写真はアーモンドカレー。(paul_brighton / PIXTA)

3.アーモンドに合う食べ物

アーモンドはマヨネーズ、ソース、クリームゼリー、アイスクリームに特別なおいしさと香りを加えることができます。

ハチミツとアーモンドの組み合わせは美味しい独特な食べ方で、甘いものを楽しみながらアーモンドを食べることができます。

シナモンとアーモンドエキスを組み合わせて、心地よい爽やかな風味の食事を作ることができます。アーモンドはイチゴ、桃、レーズン、スモモなど、さまざまな果物と組み合わせることができます。

アーモンドはバニラ、チョコレート、コーヒーと組み合わせて、さまざまなおいしさを生み出すこともできます。

4.肥満の心配はない

ナッツを食べると脂肪分が高いために体重が増えるのではないかと心配する人が少なくありません。実は、ナッツは満腹感をもたらすことが証明されており、これが体重増加を招くことはなく、向心性肥満やメタボリックシンドロームを増加させることもないことを意味しています。

栄養最前線の研究によると、ナッツを食べて体重が増えることを懸念するのは根拠がありません。アーモンドに含まれる単不飽和脂肪酸は血中脂質を低下させ、節食者が厳格な節食措置をとる必要はなく、簡単にダイエットするのに役立ちます。

英語の記事は、英『大紀元時報』:1 Food Can Help Obese People Avoid Diabetes and Heart Diseaseを参照してください。

(翻訳編集:里見雨禾)