2021年5月18日、フランスの野菜農のトマト (Photo by FRED TANNEAU / AFP) (Photo by FRED TANNEAU/AFP via Getty Images)

「たすけて!」植物はストレスを受けたら「悲鳴」をあげる=研究

ストレスを受けた植物は、人間の耳では聞き取れない「音」を発していることがイスラエル・テルアビブ大学の研究により明らかになった。研究は3月30日付で科学雑誌『Cell』に掲載された。

研究チームは、トマトとタバコ(ナス科の植物)をそれぞれ「水を与えない」、「茎を切る」、「ストレスを与えない」といった条件下に置き、防音音響室と温室内で超音波マイク録音を行った。その結果、ストレスに晒されたトマトとタバコは、人間の耳には聞こえない40~80kHzの周波数でポップ音やクリック音を発していることがわかった。

また、ストレスを強く受けている植物ほど音を発する回数が多いことも判明した。例えば、ストレスを受けていないトマトが発する音は1時間に1回以下なのに対し、茎を切ったり脱水状態にあるトマトは1時間あたり約35回の音を発していたという。

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