フィリピンと米国、過去最大のバリカタン演習で戦闘態勢を披露
フィリピンと米国は2023年4月10日、南シナ海に面した海域でロケット弾を発射して退役した海軍艦艇を沈めるなど、過去最大規模の合同軍事訓練を開始した。
フィリピン軍(AFP)と米国軍から17,600人以上が参加し、3週間にわたり開催される「バリカタン2023」で、海上警備、水陸両用作戦、実戦訓練、都市・航空作戦、サイバー防衛、対テロ、人道支援・災害救援準備などの相互運用性と能力を高める訓練を行っている。
フィリピン軍参謀長のアンドレス・センティノ(Andres Centino) 大将は、今回の訓練は同盟国間の関係を強化し、「インド太平洋地域の平和と安定に断固たる形で貢献する」と述べた。
関連記事
トランプ氏の停戦発表をタイが否定、国境戦闘が激化。タイ空軍F16がカンボジアのカジノ施設と特殊詐欺拠点を連日攻撃、軍事拠点化された高層ビルを破壊。犯罪温床の利権構造が衝突の背景
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
トランプ大統領は、ホワイトハウスでの祝賀行事の冒頭、ブラウン大学での銃乱射事件、シドニーのハヌカ祭を狙った反ユダヤ主義的攻撃、シリアでのISIS攻撃の犠牲者とその家族に深い哀悼の意を示した
オーストラリアのヘイハースト大使は、日本記者クラブで講演し、悪化する安保環境の下で日豪協力がかつてない規模で進展していると強調した。防衛・重要鉱物・経済連携を軸に、インド太平洋の安定に向けた両国の役割拡大を語った
インド南部のシヴァリンガ地区で11月30日、2台のバスが衝突する事故が発生し、少なくとも11人が死亡、60人が負傷した