鈴木俊一財務相は23日、近く訪日するスリランカのウィクラマシンハ大統領との面会を調整していることを明らかにした。資料写真、ワシントンで4月撮影(2023年 ロイター/Elizabeth Frantz)

スリランカ大統領との面会を調整=鈴木財務相

[東京 23日 ロイター] – 鈴木俊一財務相は23日、近く訪日するスリランカのウィクラマシンハ大統領との面会を調整していることを明らかにした。閣議後会見で「まだ具体的なことは決まっていないが、会う方向で調整する」と語った。

外務省によると、ウィクラマシンハ大統領は24日から27日まで日本に滞在。岸田文雄首相と会談し、2国間関係や地域・国際情勢について意見交換する。

日本は債務問題を抱えるスリランカ救済でフランス、インドと新たな債権国会合発足を主導しており、鈴木財務相は「この枠組みが機能するように、(中国の正式参加も含め)日本も貢献できればと思っている」と述べた。

財務相は、子育て予算拡充に伴う財源にも言及。扶養控除見直しについて「児童手当の充実を検討する際には歳出と税制のあり方を総合的に考える中で、扶養控除との関係を整理する必要がある」とする一方、「少子化対策の財源確保の目的として検討されるべき事柄ではない」と指摘した。

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