多様性、LGBT…「キラキラ」重視で混乱する杉並区は日本の縮図
東京都杉並区がおかしい。今年6月に発生した善福寺川の洪水をめぐり、岸本聡子区長と区に対して住民の安全を重視していないといった批判が相次いでいる。議会も怒号が飛び交うなど混乱している。一方で岸本氏は人権問題の取り組みには熱心だ。「問題解決の優先順位を間違えると大損する」。日本各地で見られるこの現象が、杉並区で起きている。
経済エッセイで、東京の一地域をテーマにすることに違和感を抱かれるかもしれない。しかし、これは日本のどこでも起こっている光景だ。考える材料とするために杉並区の現状を紹介しよう。
6月1日から2日にかけて日本を直撃した台風2号と梅雨によって、全国で風水害の被害があった。杉並区を流れる善福寺川が溢れ、一部地域が冠水した。
関連記事
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
失踪から30年のパンチェン・ラマや重刑に直面する黄之鋒、黎智英らを取り上げ、中国共産党による香港・チベットでの弾圧を告発。指導者を奪われ沈黙を強いられる世代の実態と、国際社会が記憶し続ける意義を問う
イタリアからインドネシアへの空母譲渡を機に激変する東南アジアの安全保障を解説。中国の海洋進出に対抗するドローン空母構想や南シナ海・太平洋を巡る米中綱引きの最前線に迫ります
AI業界が求める法規制の裏には、過去の巨大産業と同様に市場を寡占化し参入障壁を築く思惑が潜む。真の危機はSF的破滅ではなく「人間の知性や教育の崩壊」であり、法規ではなく現場での向き合い方が問われている
「世界を一つに」という甘い理想は、いかにして支配や画一化へと変質するのか。「八紘一宇」の光と影、そして現代のグローバリズムがもたらす同質化の脅威を鋭く突く。日本の針路を問い直す、必読の論考