日本の相撲のルーツ? モンゴル相撲の「ブフ(力士)」
2500年もの歴史を持つモンゴル相撲は、日本の相撲のルーツといわれています。日本の相撲では、見合って「はっけよい! のこった」の掛け声が丸い土俵に響きます。足を大きく振り上げて四股を踏み、大地の神々を請来して力士の体に栄光の加護を呼び込みます。
突っ張りや打っちゃりなど、土俵があるからこその妙技が繰り広げられ、日本の土俵ファンを沸かせてきました。そして日本の土俵には特筆すべきオマケの精神(徳俵)があり、土俵の瀬戸際と間合いなど日本的なものを見事に組み込んでいます。
しかし草原の大地で行われるモンゴル相撲には土俵がありません。モンゴル国のブフ(相撲)では手のひらがついても負けにはなりません。膝や肘や頭や背中などが大地に触れる、いわゆる土がつく(大地の神に祝福される)と負けになります。
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