カンボジアで7月23日実施された下院選でフン・セン首相率いる与党カンボジア人民党(CPP)が圧勝を宣言したことを受け、米政府は一部の対外援助プログラムを一時停止し、民主主義を損ねた個人へのビザ発給を制限すると発表した。同日、プノンペンの投票所で撮影(2023年 ロイター/Cindy Liu)

カンボジア選挙「公正でない」、米政府が一部援助停止・ビザ制限

[ワシントン 23日 ロイター] – カンボジアで23日実施された下院選でフン・セン首相率いる与党カンボジア人民党(CPP)が圧勝を宣言したことを受け、米政府は一部の対外援助プログラムを一時停止し、民主主義を損ねた個人へのビザ発給を制限すると発表した。

選挙はCPPに対する有力な対抗馬がいない中で実施された。

米国務省のミラー報道官は、選挙は「自由でも公正でもなかった」として懸念を示し、「当局は選挙前に野党やメディア、市民社会に対し脅しや嫌がらせを行い、同国憲法の精神や国際社会に対する責任を傷つけた」と指摘。

▶ 続きを読む
関連記事
ソロモン諸島の議会で7日、ジェレマイア・マネレ首相に対する不信任決議案が採決され可決された。2019年の親中転換以降、継承されてきた親中外交は、国内の政治不信とガバナンスへの批判を背景に、事実上の終止符を打たれた形となった
アジア開発銀行(ADB)がアジア・太平洋地域の電力網やデジタルインフラの接続を強化する大規模な取り組みを発表した。2035年までに総額700億ドルを投じる次世代インフラ投資構想だ
クリーンエネルギーや電気自動車に欠かせない「重要鉱物」。アジア開発銀行(ADB)は、アジア地域が採掘だけでなく加工・製造業へと発展し、新たな雇用や経済成長を生み出すための新しい支援枠組みを設立した
第59回アジア開発銀行(ADB)年次総会で片山財務大臣が演説をおこなった。ADBへの「5つの期待」を軸に、強靱なアジアを築くための具体的な支援策や日本の貢献を語った
中東情勢や物価高など不安が多い今、アジア各国は人々の生活や経済をどう守るのか。これからの経済の動きや備えについて、最新の「ASEAN+3」会議の共同声明を分かりやすく解説