トランプ前米大統領が退任後の機密文書の取り扱いを巡る追起訴について無罪を主張したことが、裁判所に提出された資料で分かった。今年6月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Tasos Katopodis/File Photo)

トランプ氏、無罪を主張 機密文書巡る追起訴に対し

[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ前米大統領は4日、退任後の機密文書の取り扱いを巡る追起訴3件全てについて無罪を主張した。トランプ氏は6月に機密文書持ち出しや無許可保持、司法妨害など37件で起訴されており、今回の追起訴分を含めると、罪状は計40件となる。

今回の3件には国防情報の不当な保持と司法妨害の罪状が含まれる。

トランプ氏はまた、8月10日に行われる追起訴に関する罪状認否手続きのために出廷する権利を放棄した。

トランプ氏は2020年米大統領選で敗北した結果を覆そうとした問題でも起訴されており、3日にはワシントンの連邦地裁に出廷し、全ての罪状に対し無罪を主張したばかり。

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