豪国籍の作家、楊恒均氏(NTDTV)

中国拘束の豪作家、腎疾患も「治療を受けられない」 政治的迫害か

スパイ容疑で2019年から中国で拘束されている豪国籍の作家、楊恒均氏は適切な治療を受けなければ、腎臓の病気で死ぬ恐れがあることが明らかになった。

楊氏は1999年にオーストラリアに移住し、民主派作家として活動してきた。ブログでは、中国共産党の政治体制の矛盾や腐敗に対して非難の声を上げていた。

RFAによれば、容疑を否認する楊氏は、拷問や暴言など非人道的な扱いを受けたという。

同氏の支援者らは「中国共産党による政治的迫害」と非難し、医療仮釈放を確保するよう豪州政府に要請した。

楊氏は支援者に宛てたメッセージの中で、腎臓に10センチの嚢胞があることを中国国家安全省の職員から告げられたが「治療を受けられないでいる」と強調。

「もし私がここで死んでも、外の人は真実を知ることはないだろう。それが悔しい。私の身に何かあれば、誰が代弁をしてくれるのか」と吐露した。

在中国豪州大使館の職員も先週、楊氏を訪問し、同氏の健康状態に懸念を表明している。

関連記事
中国共産党(中共)政府は、このたび、安全機関が「法の執行」と称して行う活動に関する新たな2つの規則を公表した。これにより、国家安全部が個人の電子機器を調査する権限が拡大され、今年の7月からこの規則が適用されることになる。最新の報道によると、深センと上海の税関では、すでに、入国者のスマートフォンやノートパソコンを無作為に検査する新たな措置が取られているとのこと。
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
米議会の超党派議員は3日、ブリンケン国務長官宛てに書簡を送り、中国共産党による臓器狩りの阻止に向けた取り組みの […]
7月からスマートフォン・PCの検査開始。  最近、中国共産党(中共)の国家安全部が、新たな取り締まり […]
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。