高智晟著『神とともに戦う』(6)
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高智晟著『神とともに戦う』(5)「天は自ら助くる者を助く」
弁護士試験は、極めて苦しいものだった。中国には、「大禹は治水という大事業を成し遂げるまで、決して家に帰らなかった」という言い伝えがある。私は試験前の3ヶ月間、新疆で、ほかの受験生4人と、一泊2元の部屋を共同で借りた。毎日明け方5時まで勉強し、冷水で顔を洗ってから出勤した。あの当時、気持ちが極めて高揚していて、「今年の合格者が1人だけだったら、それは自分だ。自分こそ将来の弁護士だからだ」と思っていた。あの高揚した気持ちが支えとなって、私はその年に合格することができたのである。
今思うと、随分とドラマチックなことがあった。毎年弁護士試験の前には、弁護士学会の招きでベテラン弁護士が受験生へ講義を行う。94年の補習授業には、500名余りが受講した。若者はライバル心が強いから、私のような低学歴の受験生は、多くの者に見下された。あの日の休み時間、遊んでいる彼らに私は言った。「ある数字を知ったら、そんなに浮かれてはいられない。もし、新疆の受験生が全国レベルと同じだったら、今年この500人の中で合格者はわずかに5人だ」
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【大紀元日本8月8日】中国政府による人権弾圧を非難したため「国家政権転覆扇動罪」で投獄されていた中国の人権弁護士・高智晟氏(50)は刑期満了の7日に釈放された。関係者から早くも「今後も当局による監視が
米キリスト教系人権団体、対華援助教会の会長である傅希秋・牧師は11月10日のツイッター上で、中国の有名な人権派弁護士、高智晟氏(50)からの私信を公開した。11月3日に書かれたこの手紙の中で、健康な歯は3本しかないという高氏は、「政府は、私が歯医者に行くことは国家安全に脅威をもたらすと恐れるため、頑として治療を受けさせてくれない」と皮肉ながら、自身の置かれた現状を明かした。
中国の著名人権派弁護士、高智晟氏が新たな著書の出版を娘の耿格さんに委託する形で発表された。共産党が2017年に崩壊するとの大胆な予測を含んでいることもあって、海外から大きな注目を集めている。だが耿さんは、この本の出版が発表されてから高氏とまた連絡が取れなくなっていることを明かした。
法輪功を弁護したことで迫害されている人権弁護士は16日、6月に発表した新著を大紀元中国語ネット版に無料公開した。本は、中国当局による拷問や家族への嫌がらせ、共産党政権の崩壊と次世代の中国社会の予測をつづったもの。
中国共産党により、約十年前から迫害されている中国本土在住の人権弁護士・高智晟氏は、米大統領選前に「絶対にヒラリーに投票しない」との文章を大紀元に寄せていた。同氏の主張で、秘密警察から聞いたところによると、ヒラリー氏は中国人権問題に言及しないようにとの中国側の要求を受け入れて、高額な賄賂を受け取っていたという。下記はその文章の抄訳。