9月9日、林芳正外相(右)は、訪問先のウクライナでゼレンスキー大統領と会談し、同国に対する安全の保証を巡る協議開始や経済復興での協力について合意した。日本の外務省が発表した。写真はウクライナ大統領府が提供(2023年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service)

林外相、ゼレンスキー氏と会談 安全の保証・経済復興を協議

[東京 9日 ロイター] – 林芳正外相は9日、訪問先のウクライナでゼレンスキー大統領と会談し、同国に対する安全の保証を巡る協議開始や経済復興での協力について合意した。日本の外務省が発表した。

主要7カ国(G7)は今年7月、各国がウクライナとの間で安全の保証について2国間協議を開始すると発表していた。

林氏は官民でウクライナの経済復興を支援する考えも表明した。

今回の訪問には楽天グループの三木谷浩史社長ら日本企業も同行した。

日本は来年初めにウクライナの経済復興に関する会議を開く予定。

関連記事
ウクライナ保安庁(SBU)は7日、ゼレンスキー大統領と複数の高官を対象としたロシアの暗殺計画に関与したとして、国家反逆などの容疑でウクライナ国家警備局の大佐2人を拘束したと発表した。
5月6日、米国ホワイトハウスは、ロシアによる法輪功学習者の逮捕に対して、再び声を上げ、中共とロシアの関係の強化に懸念を表明した。 中国での法輪功学習者に対する迫害は、生きたままの臓器収奪を含めてすでに有名だが、先週、ロシア警察が突然4名の法輪功学習者を逮捕し、その中の46歳のナタリア・ミネンコワさんが2ヶ月間の拘留を受けたことが判明した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。