肩こりに悩むオフィスワーカーは3つの動作を避けるべき!

 

肩こりに悩むオフィスワーカーは、3つの動作を避けるべき

携帯電話やパソコンを使い、長時間の操作で肩こりを感じることが多いのではないでしょうか。こんな時は、肩と首をリラックスさせ、硬直した首の筋肉を緩めればいいと考える人が多いです。実は、そうではないのです。マッサージをしてリラックスするだけでは、一時的な快適さをもたらすことができたとしても、痛みの問題を根源的に解決することはできないと、指摘する医師もいます。肩こりの原因を明らかにしてこそ、改善策を講じ、後の肩こり再発の可能性を減らすことが大事なのです。

肩こりのよくある原因

●筋肉が緊張

人体の頭部の重さは体重の約1/10であり、首の筋肉だけでは頭部を支えるには十分ではないため、腰背部の筋肉、腹部の筋肉など他の筋肉が補助する必要があるのです。首周りに分布する多くの筋肉は、後頭部から首や背中につながっていることが多いのです。上背部の筋群が緊張しすぎると、首のところまで上に伸び、首がこわばる症状が出てしまいます。

●神経、筋肉が炎症を起こす

首にある頸椎は、7つの脊椎骨が折り重なって構成されており、首を非常に柔軟にし、あらゆる方向に回転させることができる構造になっています。これらの脊椎骨には重要な脊椎神経と、伸びた神経根も隠されており、これらの神経が圧迫されると、背中や腕がだるくなる可能性があります。

首が緊張して硬直しているだけでは、神経の問題にならないのですが、首周りの筋肉が緊張しすぎている可能性があります。しかし、台湾の中医学と西洋医学の医師である黄献銘氏は、頸椎病変、神経痛、筋肉炎症などの原因で肩こりを起こした場合、さらに専門医に治療方法を相談する必要があると注意を喚起しています。

3つのツボをマッサージ+1つの処方で効果的に筋肉をリラックスさせます

多くのオフィスワーカーの肩こりは、過度の緊張によるものではなく、肩や首の筋肉の弱さによって引き起こされているため、多くの人が首を揉んだり揺らしたりしても、明らかな改善は得られません。しかし、漢方医はツボマッサージや漢方薬の服用によって肩こりを治療することができるのです。

●3つのツボをマッサージする

台北の「上海同徳堂国薬号」の中医師、胡乃文氏は新唐人テレビの番組で、風池(ふうち)穴、肩井(けんせい)穴、尺沢(しゃくたく)穴を押すことで、肩首の筋肉を緩め、血液循環をよくすることができると教えました。

●葛根湯(かっこんとう)を飲む

漢方薬処方の葛根湯および桂枝加葛根湯は、筋肉を弛緩させる効果があり、肩こりの人だけでなく、運動後の筋肉痛にも使用できます。
 

風池穴、肩井穴、尺沢穴を押すと、肩首の筋肉を緩めることができ、血液循環の疎通に役立ちます。(おおしま / PIXTA)

3つの悪い姿勢をやめて肩こりを改善する

パソコンの前で長時間座って仕事をしているデスクワーカーは、姿勢が正しくないために肩や首が痛くなることが多いのです。台湾の物理療法士、張富詠氏はネット番組で、見落とされがちないくつかの正しくない習慣を指摘し、これらの悪い姿勢をやめれば、肩こりの予防と改善にも役立つと指摘しました。

1. 思わず肩をすくめる

机と座面の高低差が大きすぎると、パソコンなどの作業で机に手を上げたときに、肩がすくんで筋肉がリラックスできなくなります。肩をすくめる姿勢を避けるには、両手を自然に体の両側に垂らし、前腕を持ち上げた後、後腕と90度の角度をとることで、仕事中に肩と首をリラックスさせることができます。

2. 肘を何かに寄りかかる

日常生活の中で、テーブルや椅子の肘掛けにもたれかかる、ソファにもたれるなど、肘を何かに寄りかかることが多くないか、無意識に肩をすくめてしまう動作をチェックしてみましょう。

3. 頭を下げすぎる

頭を下げすぎて携帯電話やパソコンの画面を見ると、首や背中の上部に筋肉の緊張が生じる可能性があります。例えば、座って携帯電話を見るとき、携帯電話をおへその高さに置きますが、この姿勢を10分間続けるだけでも、筋肉群に負担をかけすぎて、首の不調を引き起こすことがあります。

張富詠氏は、携帯電話を見るときは、あごと胸の間の高さに携帯電話を置くことで、首への負担を軽減できるとアドバイスしました。ただし、目と平行に持つと腕を上げる必要があり、その姿勢が長時間続くと肩を痛める原因にもなりますので注意してください。

 

李家維