9月26日午後、松野博一官房長官(写真)は会見で、自民党の麻生太郎副総裁が昨年末に決定した国家安全保障戦略など3文書を巡り山口那津男代表ら公明党幹部を名指しで批判したと報道されたことに関し、政府としてコメントは控えると述べた。写真は都内で2021年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

強固な自公連立で国の課題に対応=麻生氏の山口氏批判で官房長官

[東京 26日 ロイター] – 松野博一官房長官は26日午後の会見で、自民党の麻生太郎副総裁が昨年末に決定した国家安全保障戦略など3文書を巡り山口那津男代表ら公明党幹部を名指しで批判したと報道されたことに関し、政府としてコメントは控えると述べた。その上で、自民・公明両党の強固な連立基盤の下で安保政策を含めた国の諸課題に対応していくとの見解を示した。

松野官房長官は、麻生氏の発言に関連した報道は「承知しているが、政府としてコメントするのは差し控える」と語った。

その上で、安保関連3文書と防衛力の抜本的強化を含む安全保障の諸課題については「自公の与党ワーキングチームにおいて、率直かつ精力的な議論をつみ重ね、政府・与党において1年以上のプロセスを経て方針を決定した」と説明した。

複数の国内メディアによると、麻生氏は24日に福岡市内で行われた講演で、安保関連3文書への対応を巡り、北朝鮮からミサイルが発射される現状を指摘しつつ、山口氏ら公明党幹部が「一番動かなかった、がんだった」などと述べたという。

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