11月8日、ロシアのプーチン大統領は、中国の軍制服組トップの張又俠・中央軍事委員会副主席とモスクワ郊外で会談し、両国軍のハイテク分野における協力の重要性を強調した。モスクワ郊外で代表撮影(2023年 ロイター)

ロシアのプーチン大統領、中国軍幹部と会談 協力の重要性強調

Guy Faulconbridge

[モスクワ 8日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は8日、中国軍制服組トップの張又俠・中央軍事委員会副主席とモスクワ郊外で会談し、両国軍のハイテク分野における協力の重要性を強調した。

会談にはロシアのショイグ国防相が同席した。

プーチン氏は中国の習近平国家主席に親しみを込めた挨拶を送るとともに、ロシアと中国の関係が世界の安定を支えていると述べた。両国の軍事的な協力は拡大しており、戦略的な安全保障の確保につながるハイテク分野に重点が置かれているとした。

また、米英、オーストラリアの安全保障同盟「AUKUS(オーカス)」に触れ、米国は軍事同盟を結ぼうとしてアジア地域の緊張をあおっていると非難した。

一方、張氏は通訳を介してプーチン氏に、中国はロシアが西側諸国からの厳しい制裁に耐えていることに敬意を表すると述べた。

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