北朝鮮が偵察衛星の打ち上げに成功したと発表したことを受け、韓国は緊張緩和に向けた2018年の南北合意の一部を停止する。聯合ニュースが21日、韓国の国家安全保障会議の話として報じた。写真は2021年4月、中国遼寧省丹東で撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang)

韓国、南北軍事合意を一部停止=聯合ニュース

[ワシントン 21日 ロイター] – 北朝鮮が偵察衛星の打ち上げに成功したと発表したことを受け、韓国は緊張緩和に向けた2018年の南北合意の一部を停止する。聯合ニュースが21日、韓国の国家安全保障会議の話として報じた。

報道によると、これにより軍事境界線周辺地域での北朝鮮に対する偵察・監視活動が再開されるという。

関連記事
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
北朝鮮のアニメスタジオが、制裁下にもかかわらず日本や米国の人気アニメーション制作に関与していることが、朝鮮半島の情報分析を行うシンクタンク「38ノース」が22日発表した報告で明らかになった。日本政府は先月、北朝鮮のIT技術者の関与について警告を発したばかり。北朝鮮が制裁を逃れ、日本市場に関与している実態が浮き彫りとなった。
米国政府が、北朝鮮が遺伝子操作を通じた生物学兵器を生産できる能力を保有しているという分析を発表した。
韓国を訪問している米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は16日、非武装地帯にある板門店を訪れ、ロシアと中国に北朝鮮の制裁逃れを擁護しないよう求めた。
最近、尹錫悅(ユン・ソクヨル)韓国大統領は国家安全保障の観点から韓国海洋警察に中国の漁船の強い対応を求めた。