11月26日、韓国の尹錫悦大統領(写真)は、情報機関である国家情報院(国情院)の金奎顕院長と次長2人が提出した辞表を受理した。写真は22日ロンドンでの代表撮影(2023年/ロイター)

韓国情報機関トップらが辞任 内部人事問題で引責か

[ソウル 26日 ロイター] – 韓国尹錫悦大統領は26日、情報機関である国家情報院(国情院)の金奎顕院長と次長2人が提出した辞表を受理した。大統領府が発表した。

大統領府は辞任の理由を明らかにしていない。しかし地元メディアは、 国情院内部に過去の人事を巡り問題があったと報じている。

金氏は外交官出身で米国や北朝鮮問題に詳しく、2022年5月の尹氏の大統領就任以来、国情院院長を務めていた。

尹大統領は第1次長と第2次長の後任を任命し、直ちに交代させた。金氏の後任はまだ任命していない。

大統領府は声明で「金院長は、国情院の国家最高安全保障情報機関としての地位を再確立し、友好国の情報機関との協力関係構築に尽力した」とした。

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