岸田文雄首相は27日の参院予算委員会で、2023年度から5年間で43兆円とした防衛力整備計画について、閣議決定した数字でありその範囲内で効率化など工夫すると強調した。写真は観閲式に参加した岸田首相。2021年11月、陸上自衛隊の朝霞駐屯地で撮影(2023年 代表撮影)

防衛整備計画の範囲で効率化・工夫する=円安の影響で岸田首相

[東京 27日 ロイター] – 岸田文雄首相は27日の参院予算委員会で、2023年度から5年間で43兆円とした防衛力整備計画について、閣議決定した数字でありその範囲内で効率化など工夫すると強調した。辻元清美委員(立)への答弁。

辻元委員は整備計画の想定為替レートを質問。木原稔防衛相は計画策定時はドルは108円だったが2023年度予算では137円で試算したと説明。その後辻元氏は防衛費が円安要因で43兆円より拡大する可能性を質問した。

やり取りの中で鈴木俊一財務相は、輸送用ヘリの価格に関して一機216億円と説明した。

2019年度から始まった5年間の中期防衛力整備計画の平均単価は同76億円。

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