(大紀元)

リチウム価格、短期的に低迷続く見通し=豪オールケム会長

[シドニー 7日 ロイター] – オーストラリアのリチウム生産大手オールケムのピーター・コールマン会長は7日、短期的にリチウム価格の低迷が続くとの見方を示した。

同会長はメルボルンで開催されたイベントで、リチウム価格は昨年、中国主導で高騰したが、今年はアフリカなどから新規の供給があり、値崩れしていると指摘。

「当然だ。市場に価格シグナルが届くと、誰もが銀行や投資家の元に駆け込み、鉱山を開発する時期だと訴える。そうしたシグナルは数年前に届いた。現時点では(余剰な供給を)市場から取り除かなければならない。しばらくこの状態が続くだろう」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
オーストラリア安全情報局(ASIO)のマイク・バーゲス局長はこのほど、外国勢力によるスパイ活動や越境弾圧について警告を発した。
豪アルバニージー首相は30日、年内に施行される子どものSNS利用を禁止する法律を巡り、YouTubeを禁止対象に含めると決定した。
日米豪印4カ国の海上保安機関が、相互乗船による初の「シップオブザーバー・ミッション」を実施。「自由で開かれたインド太平洋」に向け連携強化。
7月14日、オーストラリア陸軍は、米国から購入した「ハイマース」(HIMARS)ロケット砲の実弾発射を初めて実施した
海上自衛隊など日米豪3カ国海軍がロジスティクス協力強化の文書に署名。補給や修理体制が拡充され、地域安定への連携が一層進む。