対中共包囲網が形成される中 多くの国がベトナムに熱視線
南シナ海における中国共産党(中共)とフィリピンの新たな摩擦が発生し、軍事衝突の可能性が高まっている。折しも、中共党首・習近平がベトナムを訪問し、わずか2日間でベトナムと多くの協定に調印した。
この動きは、南シナ海問題において中共が南シナ海でベトナムとフィリピンと同時に対立することを避けるために、経済的な手段を使ってベトナムをなだめる試みと分析されている。
12月12日、中共首魁・習近平は重要な経済会議を後にしてベトナムに2日間訪問した。両国は、国境を越えた鉄道建設に対する中国の資金援助の増額を含む37の協定に調印した。
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