12月20日、丸紅は、チリのロスペランブレス銅鉱山の権益3.27%を追加取得すると発表した。写真は2016年5月、都内で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)

丸紅が銅事業を強化、チリで鉱山の権益追加取得 生産拡張も

[東京 20日 ロイター] – 丸紅は20日、チリのロスペランブレス鉱山の権益3.27%を追加取得するとともに、センチネラ銅鉱山の生産を拡張すると発表した。JX金属と三井金属鉱業が運営する非鉄金属素材の供給企業の株式20%も取得し、電気自動車などの普及で需要が高まる銅事業を強化する。

年間生産量約40万トンのロスペランブレス銅鉱山は、ENEOSホールディングスの子会社JX金属から持ち分の一部を取得し、保有比率を12.48%に高める。3割を出資するセンチネラ銅鉱山は、拡張によって丸紅の持ち分生産量が年4万トン増加する。

非鉄金属素材の供給企業パンパシフィック・カッパー(PPC)は年間約65万トンの銅地銀を販売しており、丸紅によると国内最大規模という。

PPCはJX金属の連結対象から外れる。PPCは有利子負債が1954億円あり、JX金属は「当社グループの収益性・財務体質が大きく改善する」としている。

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